アラフィフ月桃ママのサバイバルな日々
敗戦の日
JUGEMテーマ:日々のくらし


母の兄、叔父は

19歳で軍に入り戦地で激戦になり、

逃げる途中で右足膝したに銃弾を受け、

負傷、膝から下を切断して、

20歳の時に帰還した。

当時の事を母から聞くと、

竹を割ったところに足をはさみ、

松葉杖をつき、もどってきたときには

玄関先で母のお母さん、おばあちゃんは

気絶したそうである。

戦地で逃げ惑う時に足に銃弾をうけたが、

逃げるのに必死で、足に違和感を覚えて

見てみると、膝からしたがブランブランになっていたそうだ。

応急処置場であるテントで麻酔なく、

何か、口にかまされて、

足を切断、手術したとか。

叔父は詳しくその時の事は

話はしなかったけれど、

ワタシが4、5歳の頃は

足を切断した時に、

生死をさまよい、

三途の川を見たと言っていた。

河の向こう岸に、白いキモノを着た

女の人がおいで、おいでと、手招きをしていたそうで、

叔父は必至でその人のもとへ行こうと

手を伸ばすがわずかなところでとどかず、

目が覚めた時には、ベッドの上だったそうだ。

この話は母の実家に行くと、

叔父が色んな昔話を聞かせてくれた後、

必ず、この話をしてくれた。

帰還した叔父はしばらく

荒れていたそうだが、結婚して

あの魔法瓶のタイガーに就職して、

定年まで勤め上げた。

何でも器用にこなす叔父の記憶がある。

木綿豆腐の冷奴に冷や酒、

季節になると、毎年鈴虫を買っていた。

大正琴も弾いていたな。

字も達筆で、

絵も上手だった。

そんな叔父も5年前にこの世を去った。


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